「SAKE女の会」のメンバーに囲まれる友田晶子代表(前列左から3人目)=7日夜、東京都千代田区の日本外国特派員協会

 日本のおいしい酒の魅力を国内外の人たちに発信できる女性を増やそうと、トータル飲料コンサルタントやソムリエとして活躍している友田晶子さん(福井市出身)が、一般社団法人「日本のSAKEとWINEを愛する女性の会」(SAKE女(じょ)の会)を設立し、本格活動をスタートさせた。7日夜、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した友田さんは「東京五輪に向け、女性のおもてなし力を活用してほしい。SAKE女1万人を目指す」と意気込みを見せた。

 同会は、日本で作られた日本酒や焼酎、ワインといった酒を通じて、日本の魅力や伝統の食文化のすばらしさを世界に発信しようと昨年6月に組織化。代表に就任した友田さんを中心に、組織の在り方や具体的な活動内容を詰めてきた。

 会では酒の基本を知るセミナー、料理と酒の相性を学ぶ講座、清酒造り体験ツアーなど多彩な活動を展開していく。年内は薬膳料理と日本酒を楽しむ会や、福井を舞台に地酒と郷土料理の魅力を発見するツアーなどを企画する。「飲料おもてなし~SAKE女検定~」と銘打った独自の“酒検定”も実施する予定で、酒に関する幅広い知識を深めてもらう。

 会員数は現時点で、女性会員(SAKE女)と男性サポーター会員合わせて約千人が登録している。今後も会員を募っていくという。

 友田代表は会見で、「2020年の東京五輪では世界から多くの人が日本に集まる。この機会を逃さず、日本産のお酒でおもてなしができる女性を増やしたい」とあいさつ。来賓として小池百合子東京都知事も駆け付け「インバウンド(訪日外国人客)には、おいしいお酒や食は大きなインセンティブ(動機づけ)になる」とエールを送った。

 会見には同会名誉顧問に就任した田川博己JTB会長(父親が福井市出身)、顧問で料理評論家の服部幸應さんが参加し、続く懇親会には理事で俳優の辰巳琢郎さん(日本ワインを愛する会副会長)らも顔をそろえた。

 会場には多くの会員が訪れ、賛助会員の全国約20の蔵元の日本酒などを試飲。服部さんらのトークショーや、友田代表が酒とつまみのペアリングを紹介するコーナーもあった。

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