陸上の日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で桐生(左)に敗れ肩を落とす多田(右)=福井県営陸上競技場

 来年秋の福井国体プレ大会を兼ねた陸上の第86回日本学生対校選手権第2日は9日、福井県営陸上競技場で行われ、男子100メートル決勝で桐生祥秀(東洋大)が日本人で初めて10秒の壁を突破する9秒98で、3年連続3度目の優勝を果たした。追い風は1・8メートル。伊東浩司が1998年アジア大会で出した10秒00の日本記録を19年ぶりに塗り替えた。多田修平(関学大)は10秒07で2位だった。

 自己ベスト10秒07で2位の多田修平(関学大)。「目の前で9秒台を出されてめちゃくちゃ悔しい」と苦笑いして「やる気が出ました。桐生選手に追いつけるよう頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 「スタートがいまいち決まっていなかった」としながら得意の中盤まではわずかに先行。並ばれ抜かれると「周りを気にしちゃう癖」が出たのか「弱点の後半で一気にいかれた。反省点です」と眉をひそめた。

 6月の日本学生個人選手権で、追い風参考(4・5メートル)ながら9秒94をマークし一躍注目の的になったが「参考の9秒台は意味ない」という。勝って追い抜くはずだった目標の桐生には逆に一歩先へ行かれた。

 「最高速度を上げて後半も軽やかな伸びる走りができたら」。歓喜の渦の中心にいる桐生をうらやましそうに見つめ、出直しを誓った。

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