重要文化財の本堂でポーズを取るドマのメンバー=福井市田ノ谷町の大安禅寺(写真家のEitoMarsさん撮影)

 福井市のベリーダンスグループ「doMa(ドマ)」は、ダンスイベントをきっかけに福井の魅力を発信する活動に取り組んでいる。公演の合間に、観客に中心市街地を散策してもらう時間を設けるなど、福井が楽しめる要素を毎回盛り込む。16日には同市田ノ谷町の国重要文化財、大安禅寺で和の空間とダンスの“共演”を披露する。

 市内外の女性でつくるドマは、2013年に結成。市街地にある新栄商店街の催しに何度も出演するうち、個性的で魅力のある店舗がたくさんあることに気付いた。

 そこで昨年10月、同市のハピリンでの公演で、前後半の合間に約2時間の休憩時間を設け、観客に市街地回遊を促した。メンバーの上山和泉さんは「後半を待てずに観客が帰ってしまうかもと考えたが、それでも市街地をゆっくり散策してほしかった」。今年2月の公演時は、周辺飲食店の協力を得てチケットの半券を出せば割引されるサービスを実施した。

 大安禅寺でのイベントでは、県内外の軽食、雑貨店など約20ブースが午後3時から出店。同5時半からドマのほか、ベリーダンスデュオ「E―chan&Milla」、アラブ打楽器バンド「アルバー・タッバリーン」(いずれも東京)の国内外で活躍する2グループが出演する。じっくり拝観してもらうため約45分の休憩を挟む。

 メンバーの定池悠海さんは「来年から大規模修復が行われる大安禅寺での、特別な舞台を楽しんでほしい」と話す。上山さんは「観客に福井の良さを再認識してもらうきっかけになれば」としている。

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