記者団の取材に応じる稲田朋美氏=5日、福井県議会議事堂

 元防衛相の稲田朋美衆院議員(福井1区)が5日、福井県議会議事堂を訪れ、県会自民党と公明党の議員に防衛相辞任に至るまでの騒動について陳謝した。

 稲田氏は報道陣非公開の県会自民党総会の席上であいさつした。出席した議員らによると、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽問題や、東京都議選で自衛隊の政治利用と取られる発言をした問題などを巡る一連の騒動を謝罪し、今後に向けて出直しを誓うなどしたという。その後、公明党議員の控室にも足を運んだ。

 終了後、報道陣の取材に応じ「皆さんにご心配とご迷惑を掛けたことをおわびした。今後は原点に戻り、福井のためにしっかり頑張っていくということを伝えた」と声を震わせた。

 福井1区内に地盤を持つ県会自民党の議員は「騒動後会ったのは初めて。これまでの失敗や経験を今後に生かせるようしっかり支えたい」と話した。同会派のベテラン議員は「稲田氏への県民の不信感は根深い。県議会だけではなく、自民党県連の会合などさまざまな機会をとらえ、丁寧に説明責任を果たさないといけない」と指摘した。

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