収穫が本格化したナツメ=5日、福井市小幡町

 福井市棗地区で、ナツメの収穫が最盛期を迎えている。同市小幡町の棗の里農産の畑では、赤く色づき始めた実が枝をたわませ、実りの秋の訪れを告げている。

 同農産は5千本以上のナツメを育てている。今年は実がつき始める8月中旬ごろの雨が多く、乾燥した状態を好むナツメにとっては悪条件だったが、例年同様に甘みがあり、実の量も昨年より多いという。

 作業は4日から本格化。5日は約10人の従業員らが、すがすがしい秋晴れの下、木の枝に振動機を取り付けて一気に実を落とす作業に汗を流した。1日に400~500キロを収穫する。

 ナツメはビタミンや鉄分が豊富で栄養価の高い食べ物とされ、同農産では「なつめエキス」や「なつめ茶」といった加工品にする。同農産の千葉真也常務取締役は「今年もおいしいナツメができた。体に良いのでぜひ食べてほしい」とほほ笑んだ。

 収穫は20日ごろまで続く。

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