地球規模の深刻な問題をつきつけられると、何ができるのかと途方に暮れてしまっていませんか。人間一人ひとりにできることは小さいことですが、いま、地球上で起きているさまざまな問題は、ひとりひとりの小さな行動が積み重なって引き起こされているのです。

 今回は、隣国の中国など、新たな国々が躍進的な発展を遂げつつあるインド、アフリカ諸国など、多くの人口を有する国が、人間の身勝手な便利さを追い求めるだけの発展を遂げていくとしたら、はたして地球にとってどんなことが起きてしまうのかを解説していきますね。

 こちらの原稿を執筆している今日は平成29年8月31日。掲載されるころには、夏休みが明けて学校が始業している方々もいます。わたしたちが口にしている食べ物は、自然からの恵みですよね。日本では、お食事の前に「いただきます」とご挨拶をします。たとえば、英語などの国外の多くでは、この「いただきます」に該当する言葉がありません。私たちは古来から自然全般に八百万の神々が宿っているという考え方があり、人間と自然と謙虚な共生をしてまいりました。お食事は、自然からいただくものであり、いただきますという言葉が象徴している地球への感謝は、人が誇るべき美徳だといえますね。

 ところで、地球は今から46億年前に誕生したと語り告げられています。わたしたち人間が登場したのはわずが15万年前のことなんですけれど、地球で起こってきたことを1年間で換算してみますと、地球上に人類が登場してきたのは12月31日の午後11時42分、ほんの数秒前の出来事ということになってしまいます。ところが、特に産業革命以降、人間と地球と自然との関係は急速にすすみつつあるんですよね。そして、わたしたちの周りでも、さまざまな異変とよばれる事象が起こっています。

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