3回2/3を投げ1失点だったオリックスの先発山崎颯一郎=福井県営球場

 プロ野球のウエスタン・リーグ、中日―オリックスが3日、福井県営球場で開かれた。オリックスは敦賀気比高(福井県敦賀市)出身の山崎颯一郎が先発し、3回2/3を1失点だった。試合はオリックスが5―4で制した。

 ■二回には連続奪三振

 表情からたぎる闘志が伝わる。「同級生たちが来ている。格好いい姿を見せたい」。何度も熱投を演じた福井のマウンドに山崎颯が帰ってきた。

 一回。先頭に右前打を許し、犠打などで1死三塁。いきなりのピンチ。だがみじんも動じない。阿部を三振に切り、続く赤坂は一邪飛。いずれも決め球は自慢の直球だ。

 「高校時代から角度のあるストレートが武器。プロに入ってからも一番磨いてきた」と山崎颯。最速は高校から4キロ上がり149キロ。だがスピード以上にすごみを増したのは球の切れという。

 二回1死二、三塁。再び得点圏に走者を背負ったが「指のかかりが良かったので三振を取れる自信があった」。その言葉通り圧巻の連続三振。140キロ台前半ながら、スピンのきいた直球で立て続けに空を切らせた。

 しかし、四回に突如制球が乱れた。3連続四球から内野ゴロで失点。次打者に四球を与えたところで無念の降板。「悔しい。みっともない」と唇をかんだ。

 この日がファーム6試合目。成長を感じる一方「長い回を投げられる安定感がない」と課題を挙げる。同じ高卒ルーキー山本は1軍デビューを遂げた。「負けたくない。きょうの投球をしっかり見つめ直し、次につなげたい」と気持ちを新たにした。
 

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