ダイヤモンド・プリンセス船内の吹き抜けのアトリウム。ダンス教室の発表会なども開かれる

 大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が2日、敦賀港(福井県)に初入港、記念式典に合わせ、関係者と報道陣向けの船内見学会が開かれた。劇場、プール、カジノ…。高級ホテルのような船内は華やかな非日常の世界。屋外浴場のあるデッキからの敦賀市街と港の眺めは格別だった。

 客船は日本発着クルーズの就航に合わせ2014年に改装した。18階層があり、客室数は1353室。海側バルコニー付きの客室は人気が高いという。

 船内の中央部にある吹き抜けのホール「アトリウム」はきらびやかな雰囲気。劇場は客席700席あり、マジックショーやオーケストラ演奏が催される。カジノはスロット、ポーカー、ルーレットも。船内通貨は米ドルだが、基本的にカード支払いだ。

 14階に上がると、大きな屋外プールが現れた。プールサイドでくつろぐ外国人客。大型スクリーンもあり、星空の下で映画鑑賞できる。15階の大浴場「泉の湯」は和風の造りで、浴槽から海を眺められる。

 船尾部の屋外スパプールに出ると、港と敦賀市街の眺望が開けた。「日本の寄港地でここまで山々を近くに眺める港はない」と案内してくれた日本人乗組員。入港時に乗客が「きれい」と感動していたという。

 食事は一部レストランを除きクルーズ代金に含まれ、ビュッフェは無料。ピザやハンバーガーも食べ放題だ。ブティックやジュエリーの免税店があり、寄港時は閉店しているが航海中にオープンする。

 眺望、娯楽、食でゴージャスな気分や開放感が味わえる船旅。「毎回満室になる」(乗組員)という理由が分かった。

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