かまたきみこさんがプロデュースした福井市の養浩館での「お刀入門女子会」。全国から応募が殺到した=4月22日

 日本の刀剣の鑑賞や研究を楽しむ「刀剣女子」と呼ばれる女性が増えている。福井市立郷土歴史博物館では2005年から計5回、刀剣をテーマとした特別展を開いており、今春の展示で女性客が7割を占めるまでになった。どこに魅力を感じるのか。「刀剣女子」の先駆け、福井県勝山市出身の漫画家かまたきみこさんらに女心を読み解いてもらった。

 ■入場の7割が女性

 福井市立郷土歴史博物館では05年秋から3、4年ごとに刀剣展を開催。当初は入場者の約7割が中高年男性だったが、15年春の「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」で様相が一変。人気アニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」に登場する武器をモチーフにした刀剣が並んだ同展は8割が10~30代、続く今春の「刀に彫る-刀身彫刻の世界-」は、7割を女性客が占めた。

 全国の刀剣展示に女性が多く訪れるようになったのは、日本刀を擬人化したイケメン刀剣男士を育成し、合戦場の敵と戦うオンラインゲーム「刀剣乱舞―ONLINE―(愛称・とうらぶ)」が15年にリリースされてから。ゲームに登場する名刀の実物を見るため全国に足を運ぶ。同博物館で展示を担当してきた学芸員の松村知也さん(41)によると、この数年、女性が1人で訪れ、じっくり鑑賞する姿が目立つようになったという。

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