映画の舞台となる福井県勝山市を走るえちぜん鉄道=1日、同市鹿谷町保田

 えちぜん鉄道の女性アテンダント(客室乗務員)の奮闘を通し古里、家族愛を描く映画「ローカル線ガールズ(仮称)」が製作されることが1日までに決まった。福井県勝山市などが制作委員会をつくり、都会から同市に戻って自立していく女性の姿を通し、若者のU・Iターンを応援する物語とする。11月中旬にも撮影に入り、来秋の劇場公開を目指す。

 勝山市はU・Iターン施策を強化しており、映像を通して沿線の美しい自然や観光地もアピールし古里回帰を訴える。制作委員会の結成に向け、沿線市町や民間企業に協力を呼び掛けていく。製作費は3600万円。インターネットで資金を広く募るクラウドファンディングも活用する方針。

 映画は、えち鉄アテンダントが体験談をまとめた「ローカル線ガールズ」(2008年出版)をヒントに、新たなシナリオで製作する。夢破れ都会から帰郷した女性がアテンダントに採用され手探りで奮闘する中、家族、古里の素晴らしさに気付いていく。

 ロケ地はえち鉄と同市内が中心。市中心部の本町周辺のほか勝山左義長まつりも撮影する。東尋坊や大本山永平寺、一乗谷朝倉氏遺跡などえち鉄沿線観光地も候補に挙がっている。

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