複合ビルの建設が検討されているJR芦原温泉駅西口=1日、福井県あわら市春宮1丁目

 2023年春の北陸新幹線福井県内開業に向け同県あわら市は、JR芦原温泉駅西口に、文化ホールを備え、飲食店などが入る複合ビルなどの原案を作成したことが1日、分かった。4日に市民や有識者でつくる「芦原温泉駅周辺賑わい創出協議会」の会合で提示する。

 市関係者によると、財政面から施設の完成は新幹線開業後という。原案では多目的施設「aキューブ」南側に200席規模のホールなどを整備。飲食店も入居する複合ビルを建設する。親子で遊べる屋内施設やカフェなどをビル横に整備。旧金津町の事業者や市民から要望が強いビジネスホテルや足湯の整備も検討する方針。

 市は3月に改定した駅周辺整備基本計画で、駅西口ににぎわい空間や、一般車とバスの乗降所などを設けるとしていた。このうち原案では、にぎわい空間をイベントなどもできる広場にする。

 原案は市民アンケートやワークショップでの意見、将来デザインを描いたデザイナーの意見を取り入れた。市は地権者に内容を伝え、今後協議する方針。4日に市役所で開かれる大学教授や駅前商店主、区長らによる駅周辺賑わい創出協議会に提示。協議修正し年度内のプラン完成を目指す。

 20日午後7時半からaキューブで開く市民向けワークショップでも提示。市議会にも示す。市関係者は「原案をたたき台に市民や市議会と議論していく」と話している。

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