かん酒のおいしさを競う「全国燗(かん)酒コンテスト2017」の審査会がこのほど東京都で開かれ、南部酒造場(大野市元町)の日本酒「花垣 本醸造」が最高賞に次ぐ金賞に輝いた。すっきりとした味わいの辛口で、温めるとコメのうま味が際立つと評価された。

お値打ち熱燗部門で金賞を受賞した南部酒造場の「花垣 本醸造」=大野市元町の同社

 

酒文化研究所(東京都)や全国各地の酒問屋などでつくる実行委員会が2009年から毎年実施。審査温度や酒の種類、価格ごとの4部門で募り、253社から779点が寄せられた。同社は温度55度の味わいを競う「お値打ち熱燗部門」に応募。専門家30人による審査で、209点から最高金賞9点と金賞52点が選ばれた。

 同社は40種余りを醸造。花垣本醸造は主に県産酒米、五百万石を使い「飽きがこない味わい」を売りとし、晩酌酒として親しまれている。南部隆保社長は「温めて飲む酒は、世界中で見ても日本酒と紹興酒ぐらい。その部門で評価をいただき光栄に思う。もっと広くかん酒のおいしさを伝えていきたい」と喜びを話した。

 花垣本醸造は720ミリリットル1004円(税込み)。