日本のW杯出場が決まり、喜びに沸くサポーター=31日、福井市下馬3丁目のスポーツバーBULLS

 5・4・3・2・1、やったぞ―。サッカー・ワールドカップ(W杯)本大会出場を懸けたアジア最終予選の日本対オーストラリア戦が行われた8月31日夜、福井県内のスポーツバーなどにサポーターが集まり“侍”たちの奮闘に熱い声援を送った。浅野拓磨の先制弾や井手口陽介のドリブルシュート、守護神・川島永嗣の好セーブに大歓声。試合終了直前にはカウントダウンを大合唱し、ロシア行きを決めるホイッスルが鳴り響くと、居合わせたサポーター同士でハイタッチしあって喜びを爆発させた。

 福井市下馬3丁目のスポーツバー「BULLS」には、午後7時ごろから日本代表レプリカユニホームに身を包んだサポーターら約40人が集まった。100インチのスクリーン2基の前で観戦した。

 勝てば6大会連続の本大会出場が決まる大一番。W杯予選では5分け2敗と勝ったことのないオーストラリアが相手で、両チームとも勝てば本大会が決まるという条件のため、店内は試合開始前から独特の緊張感に包まれた。

 ともに決め手を欠いた前半41分、長友佑都のクロスに抜け出した浅野が左足で合わせ先制すると店内は「イエーイ」と総立ちで大歓声に包まれた。後半37分に井手口がドリブルから追加点を決めると店内は興奮のるつぼと化した。

 レプリカユニフォーム姿で観戦していた吉田のぞみさん(27)、大江奈保子さん(28)、伊内真理子さん(27)は「均衡した時間が続いていたので点が決まってうれしかった」「浅野選手に期待していたけどびっくり。W杯も応援します」。

 先制点をアシストした長友のユニフォーム姿で声援を送っていた中野恭佑さん(23)も「同じポジションだったのでずっとあこがれ。うれしすぎて何が何だか分からない」と話していた。山口晃坪さん(26)は「いい試合やった! 気持ちいい」と笑い声がはじけた。試合後も店内ではハイライトシーンを見ながらニッポンコールを送り、サポーターが興奮の一戦をかみしめていた。

関連記事