福井国体プレ大会で競技関係者らに振る舞われるご当地サイダー「さわやか」=福井市の県立武道館

 福井市が福井国体プレ大会の競技会場で無料提供しているご当地サイダー「さわやか」が、県外競技関係者の人気を集めている。8日に開幕する陸上競技のプレ大会(日本学生陸上対校選手権)からは提供本数を増やし、来県者を“福井の味”でもてなす。

 さわやかは北陸ローヤルボトリング協業組合(同市上野本町)が製造するメロン味の炭酸飲料で、主に県内で流通。昨年の岩手国体で振る舞われた地元特産のリンゴジュースが好評だったことを知った市が、競技会場に設ける無料ドリンクコーナーで、スポーツドリンクや麦茶などとともに提供することにした。

 同コーナーは市内で6月から11月にかけて開催される14競技ほぼ全ての会場に設置され、飲み物を紙コップに注いで手渡している。さわやかは市が200本(1・5リットルボトル)を購入し、同社が160本寄付した。

 コーナーを担当する市国体企画室の村上豪佑さん(26)は「どの会場でも人気が高く、すぐ品切れになります」と話す。全国から訪れた選手や競技関係者から「おいしい」「もう一杯ちょうだい」といった声があり、大会後に「どこで買えますか」と聞かれることも多いという。8月27日に県立武道館で開かれた柔道のプレ大会でも市職員が「福井のご当地サイダーです」とPRし、好調な“売れ行き”を見せた。

 好評を受け、市は約500本を追加購入することを決めた。8~10日の日本学生陸上対校選手権から、提供飲料のうちさわやかの割合をこれまでの1割から2割に増やす。

 北陸ローヤルボトリング協業組合の森田英昭代表理事(66)は「福井でしか飲めないというのが良いのかな。県外の人にも好きになってもらえたら」。村上さんは「手応えを感じている。来年の福井国体につなげたい」と話していた。

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