「訴訟最終告知」などと書かれたはがきのコピー

 「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と題した不審なはがきが届いたとの相談が29、30の両日、福井県警に計30件以上寄せられた。福井県内では今年、はがきを使った同様の架空請求詐欺で3件約3千万円の被害が出ており、県警は「裁判に関する連絡がはがきで届くことはない」と注意を呼び掛けている。

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 県警生活安全企画課によると、はがきは民事訴訟管理センター名で、架空の訴訟取り下げ最終期日を記載。問い合わせ先として「03」で始まる電話番号が書かれている。福井、敦賀市など県内12市町の住民から相談があった。

 同様のはがきに関する相談は4月から寄せられるようになり、6~7月にかけては坂井市内の70代男性が計約2500万円をだまし取られた。

 この男性は、はがきに記された連絡先に電話し、弁護士を名乗る男らから「家族が購入した貴金属の代金が未払いになっている。訴訟を取り下げるには供託金を支払う必要がある」などと言われた。十数回に分けて、コンビニで電子マネーカードを購入。カードの利用番号を教えたり、伝えられた住所に現金を送ったりした。

 この事件を巡っては、男性が送った現金200万円を受け取ったとして、フィリピン国籍の埼玉県内の男が8月24日、詐欺の疑いで坂井西署などに逮捕されている。

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