白山に向かってホラ貝吹きを体験する参加者=27日、福井県越前町の越知山頂

 白山開山1300年を記念し越前町観光連盟(福井県)は27日、泰澄大師の修行の場だったとされる同町の越知山でウオーキングを楽しむイベントを開いた。参加者は山頂でホラ貝吹きを体験するなど修験者気分に浸った。

 地元に密着してまちの魅力を体感するプログラム「越前ロコ旅」の一環。県内外から17人が参加した。

 集合場所の同町織田文化歴史館でオリジナルTシャツに「白山1300年」の文字やカニなどの絵を入れた後、登山口の花立峠から約40分、尾根を歩いた。途中、同館の堀大介学芸員が越知山の名称の由来や泰澄の修行に関する伝記の記述などを詳しく解説した。

 山頂の越知神社で参拝した後、同連盟が用意したホラ貝吹きに挑戦。懸命に息を吹き込みながら練習した後、福井平野を一望できる場所に立ち、東側の白山方面に向けて順次ホラ貝を吹いた。「ボーッ」という独特の低音がブナに覆われた山頂一帯に響き渡った。

 友人と一緒に参加した福井市の会社員男性(41)は「1300年の記念の年に白山に向かって吹けたのは、本当に気持ちがいい。白山へ登ってみようという思いが強くなった」と話していた。

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