いかだを漕ぐ福井新聞の西出昂平記者(右端)

 福井県敦賀市西浦小中で4年前まで開かれていた「いかだレース」。水島までの約800メートルを手作りのいかだで渡る西浦地区の夏の風物詩が4年ぶりに復活した。福井新聞の西出昂平記者も小学生チームに交じって参戦したものの、あえなく転覆。しかし、子どもたちはエメラルドグリーンの海に浮かぶ島を目指して懸命にオールを漕いだ。

 学校前の海岸から50メートルほどの沖合。記者ら4人の乗るいかだのバランスが突然崩れた。全7チーム一斉のスタート直後からわずか5分後だった。1人が落下すると、残された3人も姿勢が保てず、いかだがひっくり返った。

 レースには嶺南ケーブルネットワーク(RCN)の島田督司記者と挑んだ。ほかのメンバー2人を加えたチーム4人の合計体重は350キロで、転覆した後は、やむなく水島まで泳いで渡ることにした。

 「いっちにー、いっちにー」。順調にいかだを進める小学生の元気な声が遠ざかる。波間に見える遠くの水島を見ながら、絶望的な気持ちになった。

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