海上に1人でいた女児を救助しレスキューボードに乗せてビーチへ連れ帰るライフセーバーたち=福井県高浜町和田の若狭和田海水浴場

 安全に美しい高浜の海を楽しんでもらうために-。多くの海水浴客でにぎわう福井県高浜町の若狭和田海水浴場で「若狭和田ライフセービングクラブ」は海難事故を防ごうと、今夏も地道なボランティア活動を続けた。特に海水浴客が多かったお盆休み、灼熱(しゃくねつ)の砂浜で活動するライフセーバーに密着し、1日の流れを追ったほか監視活動への思いを聞いた。

 ■海上で女の子発見!

 14日午前11時ごろ、次第に暑さを増し客の入りもピークを迎えた頃だった。タワーの上で海上を監視していたライフセーバーの双眼鏡に子どもの姿が映った。沖合30メートルほどの地点に「ピンクの浮輪、泣いている子どもがいる」。ビーチのライフセーバーに無線連絡が飛んだ。

 レスキューボードに乗って腕で水をかき急行。幸いけがなどは無く、無事に親の元へと送り届けた。同海水浴場は遠浅のため、保護者が油断して子どもから目を離し、海上に子どもが1人でいるというケースが多いという。「子どもは特に注意して監視している」と同クラブの須藤竜乃介さん(28)は語る。

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