「旅酒」シリーズに選ばれた伊藤酒造の純米大吟醸酒

 「越の鷹」醸造元の伊藤酒造(福井市江上町、伊藤康晴代表)が、全国の地酒を統一のラベルとボトルで売り出す「旅酒」シリーズに選ばれた。9月1日から純米大吟醸酒を販売する。旅先でないと購入できない希少性を売りにした商品で、インバウンド(訪日外国人客)を主なターゲットに、県内の飲食店や旅館で提供する。

 酒類販売会社の旅酒(横浜市)が地酒の製造地限定で販売するシリーズ商品。2016年から全国の酒蔵の協力を得て始め、都道府県で原則一つの酒蔵を選んでいる。伊藤酒造は「37番」となった。

 同酒造は小規模ながら、県産の酒米、オリジナル酵母を使うなど地元福井にこだわった酒造りを手掛ける。旅酒の担当者が評判を聞きつけ、シリーズ入りが実現した。

 純米大吟醸は県産米「越の雫」で仕込み、柔らかな味わいが特長。華やかさと、さわやかさを併せ持つ香りも楽しめる。伊藤代表は「2~3年で越の鷹の認知が高まってきた。外国人らに地道で丁寧な手作り感ある味わいを知ってもらい、販路拡大につなげたい」と期待している。

 300ミリリットル入り、税別1270~1350円。福井市の酒販店「酒乃店はやし」を通し、飲食店や旅館で取り扱う。問い合わせは伊藤酒造=電話0776(59)1018。

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