ミス・ワールド日本代表のファイナリストに選ばれた杉原夏海さん=23日、福井県鯖江市のJR鯖江駅前

 世界3大ミスコンテストの一つ、ミス・ワールドの日本代表選考会で、福井県鯖江市出身の杉原夏海さん(27)が9月の最終選考に進んだ。進出できたのは応募した7150人の中のわずか31人。東京を拠点にフルート奏者としても活躍する杉原さんは、初出場での快挙に「コンテストを通して人間の幅を広げることができれば」と喜んでいる。

 杉原さんは小学生の時からフルートを学び始め、県立高志高を経て東京芸術大に進学。2014年に卒業して以降は、東京を拠点に全国各地で演奏活動をしている。

 「新しいことをどんどんやっていきたい性格」と自己分析する杉原さん。友人からミス・ワールドの存在を聞き出場を決めた。それまでミスコン出場経験はなかったが、応募対象年齢の上限の年齢で挑戦できる最後の機会ということもあり「音楽だけでなく広い世界を見たい」という思いが背中を押した。

 書類選考を経て6月に行われたグループ面接では、着物姿でフルートの腕前を披露。7月中旬に代表選考のファイナリストに選ばれたことを告げるメールを受け取った。「きれいなモデルさんも多い中で選ばれてびっくりした」と振り返る。

 日本代表を決める9月4日の最終選考を前に、今月中は英語や体力、歩き方などさまざまな審査を受けている。プライベートでもバレエ教室に通ったり、仕事の合間に英語を勉強したりとミス・ワールドとしての品格が備わるよう努力を欠かさないでいる。

 多忙な毎日を送っているが、「コンテストを通していろんな人と知り合い、話ができて楽しい」と表情に充実感がみなぎる。人間性を磨くだけでなく音楽家としての糧になる貴重な経験と受け止め、「多くの人に演奏会に訪れてもらうきっかけになれば」と話している。

関連記事