県障がい者スポーツ大会陸上競技で、伴走者と走る選手=福井市の県営陸上競技場

 全国障害者スポーツ大会で行われる個人競技は陸上、水泳、アーチェリー、一般卓球・サウンドテーブルテニス、フライングディスク、ボウリングの6競技。今回はそのうち陸上について、競技規則などを紹介する。

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 陸上は短距離や中距離走などのトラック競技と、跳躍、投てきなどフィールド競技がある。障害によって▽肢体▽視覚▽聴覚▽知的▽内部(ぼうこう・直腸)―に区分され、さらに障害の内容などによって細かく分けられている。

 視覚障害の競走で伴走者が付く場合、選手は伴走者と手をつないだり、長さ50センチ以内のひもを互いに持ったり、声を掛けてもらったりして、走路の指示を受ける。ただし進むのを助けてもらう行為は禁止で、ゴールでは伴走者より選手が前にいなければならない。伴走者が選手と息を合わせて走るのが重要。

 50メートル走は伴走者が認められないが、ゴール先からのハンドマイクの電子音で誘導してもらう。リレーでバトンゾーンを指示するなど、競技進行を補助する「介助者」を付けられる区分もある。

 視覚障害の走り幅跳びは、踏切エリアが1メートルで、幅20センチの踏み切り板を使う一般競技より広く設定されている。

 聴覚障害者の競走のスタートは、ピストルから光が出て合図する。選手に光が見えやすいようにとスターターが椅子に座る場合もある。

 競走、跳躍には車いすでの出場種目もある。競走の800メートル以上は「レーサー」と呼ばれる競技用車いすを使う。

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 昨年の岩手大会は本県から9人が出場した。福井陸協障害者陸上の明石則夫監督は「県勢は力のある選手が多い」という。同大会で6位入賞した知的障害者男女共通400メートルリレーは、今年の愛媛大会でメダルを目標に掲げる。

 音や光を頼りに競技が行われるため、観戦は配慮が必要だが、明石監督は「競技の妨げにならない範囲で、どんどん応援してほしい」と話している。

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