フォーメーション練習をするFSV-DWクラブの選手=福井市ちもり体育館

 身体(聴覚)障害者の女子バレーボールチーム「FSV―DWクラブ」の練習は、常に実戦を想定している。アタック練習では、セッターは走り込んでトスを上げ、アタッカーはトスが乱れたらフェイントに切り替える。一つ一つのプレーを大事に、「やってみよう」をチームのモットーにして懸命にボールを追う。

 10~20代の選手7人のうちバレーボール経験者は3人。玉本憲司監督(県立ろう学校教諭)自身も競技経験がなく「経験者不足を補うため、強化するポイントを絞った練習」を選んだ。

 まずはサーブレシーブ強化を徹底。その上で選手個々の特性を見極め、攻撃力に磨きをかけるか、守備力を強化するか、一人一人の役割と強化ポイントをはっきりさせた。その結果、初の公式戦だった昨年5月の全国障害者スポーツ大会北信越・東海ブロック予選会で、初戦を勝利で飾った。次戦は準優勝した岐阜に敗れたが、選手たちは強化策に自信が持てた。

 今年の予選会は5月28日。主将の丸山彩香さん(21)=鯖江市=は「チームは攻撃のバリエーションが増え、レシーブ力も上がっている。決勝の舞台で、もう一度岐阜と戦いたい」と意気込む。

 強い相手に闘志を燃やすのは藤田亜沙子さん(23)=福井市=も同じ。攻撃陣の1人として「元気を前面に出したプレーで、ひるまずに攻めていきたい。優勝を狙う」と笑顔で誓った。一歩一歩の前進が、福井元気大会へとつながっていく。

大野市
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