福井国体の冠称に「明治150年記念」が付くことに反対する申し入れ書を手渡す五十嵐正夫事務局長(左)=22日、福井県庁

 福井県労連や福井県高校教職員組合、新日本婦人の会福井県本部など7団体は22日、来秋の福井国体の名称に「明治150年」という冠称を付けることに反対する申し入れを、国体実行委事務局の県国体推進局に行った。

 福井県によると、スポーツ庁が7月、明治維新から150年にあたる福井国体の正式名称「第73回国民体育大会」に「明治150年記念」を付けることを検討してほしいと、県に打診。県は23日の国体実行委の総会で諮ることにしている。

 この日は7団体の8人が県庁を訪れ、冠称反対の申し入れを行った。申し入れ書には「国体は戦後に始まったものであり、明治とは無関係。明治150年で真っ先にくるのは『戦争の100年』という記憶であり、冠にふさわしくない」と書かれている。その上で、名称の変更について県民の意見を聞くことや県議会で議論することを求めている。

 県労連の五十嵐正夫事務局長が県国体推進局大会推進課の河瀬康博参事に申し入れ書を手渡した。河瀬参事は「上司に伝え検討させていただく」と答えた。

 1968年の福井国体のときも「明治100年記念」という冠称が付いている。

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