多くの学生が参加した「ステッピング合同就職セミナー」=3月、福井市の福井県産業会館

 連載「ふくいを生きる 第3景『働き方』」では、読者からいろいろな意見が寄せられた。長時間労働では「社内には、帰りたくても帰れない雰囲気がある」「会社全体というより、特定の人間に負担が偏っている」と現状を憂う声があった。労働組合の存在意義に疑問を投げ掛ける意見や、セクハラに関しては「『女性の武器を使え』と言われた」といった声もあった。

 福井市の40代会社員は「入社当時、先輩社員は『うちは(夜遅くまで社員が仕事をしている)不夜城だから』と自慢げに言っていた。ただ、こうした意識では、今の学生は集まらないと感じている」と、時代とともに仕事に対する価値観が変化している現状を指摘した。

 長時間労働については、複数の意見があった。同市の50代男性は「仕事は特定の人間に集中する。職場全体というより、特定の人間が長時間労働を強いられている」とした。別の50代男性会社員は「連休を取ろうと思っても、連休の間に仕事はたまるし、他の社員のフォローもない。だから連休は取れない。労働組合に環境改善を要望しても『会社の売り上げが下がっているのになぜそんな要望をするのか』と言われる。組合そのものの役割にも疑問を感じている」と話した。

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