県立高入試の変更点

 福井県教育委員会は17日、現在の中学3年生が受験する来年3月の県立高入試の実施要項を発表した。実用英語技能検定(英検)3級以上取得者への加算制度は、英語の試験の点数と英検取得級による加点の合計の上限を100点として正式に導入。英語と数学は大問4~6問のうち1~2問について難易度が異なる2種類の問題を用意し、藤島など16校23学科が比較的難易度が高い問題での入試を採用する。5教科500点満点は変わらない。

 17日に県庁で開かれた県教育委員会で正式に決めた。要項は例年10月下旬に発表しているが、県教委が英検加算を巡って昨年10月に決定した事項を、県会6月定例会の見直し意見書可決を受けて修正したことを受け、各校各学科の定員情報を除き、前倒しして公表した。

 英語は、試験点数に英検3級取得者5点、準2級10点、2級以上15点を加算する。ただし試験点数と英検加算分を合計して100点を超えたとしても、満点は100点とする。試験が90点の英検2級以上取得者の満点は、105点ではなく100点となる。

 英語と数学の難易度別問題は▽記述・論述型の設問の割合が多い問題▽基礎力を問う設問の割合が多い問題―の2種類を設ける。選択問題の配点は15~25点の範囲とする。県教委と各高校が協議し、主に普通科の高校が記述・論述型問題を選択した。

 県高校教育課は県立高入試の見直しの趣旨や内容を一問一答形式にまとめ、同課のホームページに掲載している。

 各校各学科の定員は10月下旬から11月上旬に公表。県立高入試は来年3月5、6の両日に実施する。

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