残暑の中、色とりどりの冷たい和菓子を選ぶ客=福井県鯖江市のベルジェ・ダルカディ弁慶堂

 残暑が続く中、福井県鯖江市の菓子店で暑くても溶けない冷たい和菓子が人気を集めている。カラフルな見た目とシャリシャリとした食感が涼を運んでいる。

 和洋菓子を製造・販売するベルジェ・ダルカディ弁慶堂が2年ほど前から売り出している。溶けない秘密はくず粉。凍ったまま食べてもシャリシャリしておいしいが、凍っていなくても葛(くず)のぷるんとした食感が楽しめる。

 店では「葛フルーツバー」と名付け、年々、味の種類を増やしてきた。今年はイチゴやブドウ、メロンなど12種類をそろえた。果汁などをくず粉で固めて凍らせて作る。果肉の食感を残すのがこだわりだ。

 5月から10月ごろまでの期間限定。シェフ・パティシエの牛若光三さん(53)は「子どもからお年寄りまで安心してゆっくり食べられる。夏の暑い日に冷たい和菓子でひんやり過ごしてもらえたら」と話している。1本216円。

 
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