福井県の武生一中、藤島高出身の歌人俵万智さんの著作を集めた企画展「俵万智展―サラダ記念日から二十年」が十八日、福井市の県立図書館で始まった。歌集やエッセー、絵本など処女作から近作まで四十四点を展示、俵さんの執筆活動を追っている。

 ベストセラーとなった初めての歌集「サラダ記念日」刊行から二十年がたち、併せて本県ゆかりの作家を広く知ってもらおうと、同館が初めて開いた。


 歌集では、サラダ記念日のほか、新しい命を育てる喜びを歌った若山牧水賞受賞作の「プーさんの鼻」(二○○五年)や、二十八歳から三十四歳までの作品を収録した「チョコレート革命」(一九九七年)などを並べた。


 少女時代から高校教師までの思いをつづった「りんごの涙」(八九年)などのエッセーや、いわさきちひろの絵に短歌を添えた絵本「風になる」(八八年)も展示している


 このほか、演劇部に所属していた藤島高の校舎や通学で利用した福鉄福武線を写した写真パネルなども並べ、俵さんの歩みを振り返っている。


 同展は九月三十日まで。

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