練習に励む成年男子の福井クラブ。清水らの加入を前に、戦力の底上げを図る=福井市体育館

 五輪選手を4人輩出している福井県のバレーボール。国体では低迷が続いていたが、少年女子が昨年7位と県勢12年ぶりに入賞した。浮上のきっかけをつかみ、各種別のてこ入れで一気の飛躍を狙う。国内トップのプレミアリーグ選手らが加わる成年男子、有望な選手がそろう少年女子、今年から正式種目となるビーチバレー男女を中心に、頂点に挑む陣容は整いつつある。

 ■清水ら大砲ズラリ

 成年は男女とも福井クラブが母体。1991年を最後に6人制の本国体出場がない成年男子は、日本代表のエースとして活躍してきた清水邦広(パナソニック)らトップ選手を大型補強し、県版「ドリームチーム」を結成する。

 清水のほかに192センチのサウスポー松岡祐太(堺)、196センチの椿山竜介(りょうすけ)(豊田合成)が出場する意向。Vチャレンジリーグ1のチームで活躍した宮下拓也(福井特別支援学校教)も加わり、破壊力満点の大砲ぞろいだ。坂本欣弥監督(大野高教)は「メンバー全員、福井県出身選手で日本一を取る」と意気込む。

 鍵はセッター。大学生らが候補だが、スター選手にトスを上げるだけに「精神的な強さ」(西川正彦県協会理事長)が求められる。坂本監督はレシーブ強化など戦力の底上げも図る。清水らは今年の北信越国体に前倒しで出場する方向。練習時間が限られる中、福井国体1年前に連係を確認できるのは大きい。

 成年女子の福井クラブは結成4年目。仁愛女高で一時代を築いた加藤久勝監督が率いる。「目立つ選手はいないが、レシーブ力があり、チームワークが良い」。名将の言葉通り、全日本6人制クラブカップなどで好成績を収めてきた。大学生も加え、戦力アップに余念がない。

 ■「本気で日本一」

 少年は男女とも福井工大福井高が主体だ。特に女子は175センチのエース上坂瑠子(るりこ)とサウスポー若泉佳穂(ともに3年)、攻守にセンス抜群の山下晴奈(2年)をそろえ、全国私立高校選手権で準優勝。県協会が小中学など各年代の県選抜チームで、選手を一貫育成してきた成果が表れた。

 鈴木定監督は「本気で日本一を狙う。東京や大阪に勝つために、ここ一番で力を発揮できる精神力を追求したい」と強調。福井国体の前年度に全国制覇を果たし、山下ら好素材がそろう次期チームに自信と勢いをつけたい考えだ。

 男子は3年生が少なく、185センチのセンター田中友貴ら福井国体世代の2年生が実戦経験を積んでいる。西田靖宏監督は「エースアタッカーの育成」を課題に挙げる。

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