障害や性別で区分けせず競うフライングディスクのアキュラシー種目=坂井市三国運動公園陸上競技場

 全国障害者スポーツ大会個人競技のフライングディスクは、身体障害者と知的障害者の選手がプラスチック製のディスクを投げて競う屋外スポーツ。種目は「アキュラシー」と「ディスタンス」の二つ。ゴールと呼ばれる輪の中を通すアキュラシーは、障害や性別で区別することなく試合を行うため、福井県障害者フライングディスク協会の中村和己理事長は「障害のバリアフリー種目」と呼んでいる。

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 アキュラシーはディスクを10回投げ、内径91・5センチの円形のゴールを通過した回数で順位が決まる。ゴールが5メートル先にある「ディスリート・ファイブ」と、7メートル先の「ディスリート・セブン」がある。試合は原則8人で競う。

 視覚障害のある選手がプレーする際は、競技役員がゴールの先で電子音を鳴らして位置を知らせる。介助者から投げる方向や通過したかどうかを聞くこともできるが、技術的な助言を受けてはならない。

 スローイングはディスクを胸の辺りから水平に送り出すのがこつ。同じ組に10投すべて決めた選手が複数いる場合、3投1セットの延長戦を最大5セットまで行う。昨年の岩手大会で、福井県代表の松本浩一選手(勝山市)は延長戦を制して金メダルを獲得した。

 ディスタンスはディスクを3回投げて、距離の長さを競う。立って投げる「立位」と、座って投げる「座位」がある。アキュラシー同様1試合に8人が参加するが、男女は区別して競技する。

 メダル圏内は立位で男子なら40メートル、女子は30メートル以上、座位なら男女とも約20メートルという。

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 この競技で、来年の福井大会の活躍を期待し県が認定した選手「チームふくいアスリート」は10~50代の23人。毎月1回、強化練習を行い、レベルアップに努めている。中村理事長は、障害者スポーツ特有の区分けが少ないことが競技への親しみやすさにつながっているといい「誰もが参加できるフライングディスクの楽しさを知ってほしい」と話している。

坂井市
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フライングディスク
【会場】三国運動公園陸上競技場、多目的競技場(坂井市)
フライングディスク
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