3対3の練習をするフクイサンダーズの選手=福井市の福井東特別支援学校

 2015年秋に結成した知的障害者の女子バスケットボールチーム「フクイサンダーズ」。初心者が多く技術や経験はまだ足りないが、バスケが大好きという気持ちを原動力に、選手たちは着実に成長している。初勝利目指して厳しい練習に励んでいる。

 福井市の特別支援学校の生徒を中心に10、20代の13人が所属。福井東特別支援学校体育館で毎週土曜日、3時間半の練習をこなしている。

 福井特別支援学校教諭の月田光宣監督は「まずはルールを覚えることから始まった」と振り返る。バスケは複雑なルールが多く、選手は練習後、その日習ったことをノートにまとめて復習。月田監督は「動きも様になってきた」と手応えを感じている。練習では、ドリブルやフットワーク、レイアップシュートなど基礎を繰り返し行っている。

 昨年5月には、全国障害者スポーツ大会北信越・東海ブロック予選に出場。岐阜県に大敗したが、初めての公式戦を経験したチームの士気は上がった。選手からの要望で練習時間を増やし、また自らボールを買って自主練習をする選手も出てきた。

 チームの課題は得点力。個人の能力では他県の選手との差はまだ大きいため、連係の取れたチームプレーが重要となる。

 努力家の上嶋ちひろさん(17)=福井南特別支援学校高等部3年=はドリブルが得意。「自信のあるスピードを生かして点をたくさん取りたい」と意気込む。チーム最長身の高原あかりさん(23)=福井市=は「リバウンドでは誰にも負けたくない。(2018年の)福井大会は絶対勝ちたい」と活躍を誓った。

 ■バスケットボール(知的)

 宮城県で2001年に開催した第1回全国障害者スポーツ大会から採用されている。1チーム5人で男女別に行う。ルールは健常者と変わらず、コートの広さやゴールの高さ、ボールの大きさも同じ。

 6月には、今年の障スポの北信越・東海ブロック予選が三重県であり、福井を含む7チームが出場予定。優勝チームのみ、今年愛媛県で行われる本大会に出場できる。

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