稽古に励む成年の選手たち=福井農林高

 「相撲どころ」とはいえない福井県が、来年の福井国体で一花咲かせるつもりだ。狙うは成年が4強、少年が入賞圏内の8強入り。成年は1992年山形国体の4位、少年は98年神奈川国体の5位以来入賞から遠ざかっているが、「戦う態勢」(小林勝則県連盟理事長)を着々と築いている。

 ■シード確保へ

 国体では47都道府県が一堂に集まり、日本一を決める。個人戦、団体戦があるが、競技別得点が与えられる団体がメイン。成年は3人、少年は5人1チームで予選3試合を行い、上位16チームがトーナメントで頂点を競う。

 また、8強に入るとシードとなり、翌年の予選ブロックは別々になる。来年への礎を築くためにも「今年の愛媛(国体)では何が何でもベスト8」(小林理事長)を確保したい。

 戦力が整うのは成年。大学時代にインカレ団体準優勝など全国トップ級の成績を残した長内拓磨(嶺北特別支援学校教)、宮下治也(同校職)を昨年度に補強した。小林理事長は「2人とも実績は十分。メンバーに恵まれている」と自信をみせる。

 ただ、楽観視はできない。昨年の岩手国体は期待されながら予選敗退に終わった。仕事との両立、練習環境の変化、初めて福井の看板を背負った重圧…。要因はさまざまだが、長内は「力が出なかったのは稽古不足」と自戒を込める。

 質の高い練習。そのためには「手の内を知る身内ばかり相手にしていてもだめ。繰り出す技、重さは人それぞれ。多様な選手とぶつからないと」と長内は言う。今年は県外遠征や交流試合を積極的に行い、緊迫した稽古で体にむちを打つつもりだ。

大野市
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