レシーブ練習をするダイナスターズの選手=福井市ちもり体育館

 身体(聴覚)障害者の男子バレーボールチーム「ダイナスターズ」は昨年1月に発足した若いチーム。約1年かけて基礎を鍛え、今では練習中に選手同士で直前のプレーやポジショニングを確認し合うなど積極性も出てきた。「チームワークでつなぐバレーをしたい」。選手たちの士気は上がっている。

 チームはバレー未経験者を含め4人でスタート。昨年5月の全国障害者スポーツ大会北信越・東海ブロック予選会前に、試合出場できる6人がそろった。初戦敗退だったが、安屋優監督(鳴鹿小教諭)は「試合を経験したことで、一気にやる気が出てきた」と話す。

 現在は高校生から社会人まで8人が所属。バレー経験がある若い2人がチームをけん引する。最年少の小林力太選手(17)=丹南高2年=は小学高学年から中学までの経験者。チームではレフトアタッカーを務め「もっと強いスパイクを打てるようにフォームを直している。攻撃だけでなくレシーブなど守備でも貢献したい」と意気込む。

 三重県出身の神田樹生選手(19)=越前市=は、ろう学校で中学、高校の計6年間プレーした。「チームは確実に成長している。とにかく勝ちたい」と得意のサーブを磨いている。

 福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会・障スポ)まで600日を切り、選手たちは「県民に誇れる試合をしたい」と意欲十分。今後は練習試合を積極的に組み、強化を図る。

 ■バレーボール(身体)
 ルールは6人制バレーボールと同じ。ネットの高さは男子は2.43メートル、女子は2.24メートルで、一般男女と同じ。

 公式戦では両チームのベンチに手話通訳者が待機。プレーの判定で主審による説明が必要な場合に補助する。主審がタッチネットなどと判定しても選手が気づかずにプレーすることもあり、主審はネットを揺らして知らせる。

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