国体少年強化合宿で汗を流す選手たち=福井市の県立武道館

 福井県剣道は、2012年岐阜国体で成年女子が4位入賞して以降、競技得点を獲得できていない。だが有力高が全国大会で実績を上げたり、県外の有望選手が加わったりするなど、強化や補強は実を結びつつある。県剣道連盟は成年、少年男女の「完全優勝」を掲げ、1巡目福井国体以来の競技別天皇杯獲得を目指す。

 ■武道館で合宿

 2月中旬、福井市の県立武道館で開かれた国体少年強化合宿。重点強化校の敦賀高をはじめ、強化推進校の丸岡、高志高などから“福井国体世代”の1、2年生約40人が竹刀を振るった。

 合宿は福井国体を見据えて始めたもので、本年度は3回目。全国総体男子4連覇の九州学院といった強豪校が集まる九州などへも遠征している。

 成果は表れつつある。昨年の岩手国体は、少年女子が北信越国体を初制覇し、14年ぶりに本国体出場。1回戦で敗れたものの、強豪熊本を相手に先鋒(せんぽう)、次鋒で2連勝。中堅はあと一本取れば勝利というところまで追い詰めた。

 敦賀高の女子は昨年12月、びわこ杯全国優秀高校大会で優勝。男子も今年2月の北信越新人大会で団体初優勝を飾った。少年強化を担う同校の岩谷治彦監督は「各校の選手とも力をつけている。相乗効果が生まれている」と手応えを感じている。新年度は遠征や各種大会への参加を増やし経験を積ませていく方針だ。

 ■全日本級が加入

 成年は5人制の男子、3人制の女子ともに、先鋒が24歳以下(女子20代)、次鋒は25~34歳、中堅は35~44歳(女子30代)など、各年代別のチーム構成になる。県剣道連盟強化選考部長の西川譲常務理事は「年代ごとに強い選手をそろえる戦いには、十分勝機がある」とみる。

 男子には、15年の全国学生選手権チャンピオンの林田匡平(県立武道館)が加入、先鋒を務める。北信越国体で敗れ「研究されていた」(西川常務理事)女子も全日本レベルの選手補強を予定している。

 少年同様、遠征は大阪府警、兵庫県警など剣道部が強い地域に絞った。ほぼ毎週、集まって練習を重ね士気を高める。

福井市
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