レシーブの練習に汗を流すFSV-Mクラブのメンバー=福井市ちもり体育館

 福井市を中心に10~40代の男性8人が所属する知的障害者のバレーボールチーム「FSV―Mクラブ」。初心者が多く、実力はまだ足りないが、バレーが大好きだからこそ厳しい練習にもへこたれない。

 チームは2012年に開かれた障害者向けバレーボール教室をきっかけに、13年に結成した。立ち上げに関わったのは、バレーの福井県選抜として北信越国体の出場経験を持つ笠島彰悟さん(36)=嶺北特別支援学校職員。監督として現在も指揮を執る。基本的な練習を軸に、18年福井開催の全国障害者スポーツ大会(全障)に向けて土台作りを進めている。

 県内の健常者チームとの練習はもちろん、昨年から岐阜県チームとも試合を行っている。今年、岩手県で開かれた全障の東海北陸ブロック予選で、念願の公式戦初勝利を飾った。笠島監督は「チームとしてまとまってきている」と手応えを感じている。

 得点源はチーム一の長身、179センチの小林吉徳さん(18)=嶺北特別支援学校高等部3年。ムードメーカー的存在でもある。レシーブの要は木ノ本佳希さん(19)=福井市。バレー経験者であり他の選手への助言もする。最年少の山内拓己さん(16)=嶺北特別支援学校高等部2年=は「練習はきついけど、みんなと一緒にするバレーが楽しい」と笑顔をみせる。

 課題はチームの連携。主将の大久保陽斗さん(19)=南越前町=は「まだまだ弱いチーム。福井大会では一致団結して感動的な試合をしたい」と活躍を誓った。

 ■バレーボール(知的)

 全試合3セットマッチで、1セット25点のラリーポイント制。ルールは6人制バレーとほぼ同じで、ネットの高さは男子2.30メートル(女子2.15メートル)で行う。全国障害者大会(全障)ではトーナメント方式で争う。

 クラブ名のFSVは「ふくいスペシャルバレーボール」の略称。知的男子、同女子、聴覚女子のチームがある。男子は昨年、全障予選の東海北陸ブロック予選に初出場した。

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