岩手国体に向けた合宿でバンクを走る選手たち。右手前は中梶強化部長=9月16日、福井競輪場

 リオデジャネイロ五輪の男子ケイリンに脇本雄太(科学技術高出身)が出場し、意気上がる福井県自転車界。国体では毎年のように入賞者を出しており、「チームふくい」の安定した得点源だ。少数精鋭の布陣と名将の一貫指導体制で、競技別の総合優勝を狙える位置にきている。

 ■上位の平均競技得点

 「さあ行け」「離れるな」―。9月16日、岩手国体に向け、福井市の福井競輪場で始まった福井県自転車チームの合宿。ストップウオッチを手にした県自転車競技連盟の中梶秀則強化部長が選手にげきを飛ばす。成年男子、少年男子、女子の選手が次々とバンクを疾走。前日まで日本自転車競技連盟の強化指定選手合宿に参加していた寺崎浩平(県体協)も姿を見せた。

 自転車は2012年の岐阜国体で総合2位に入るなど、最近10年間の平均競技得点は27・7点。競技別ではボート、ホッケー、体操に次いで4番目に高い。「私を中心とした形で福井県としての練習ができている」。科学技術高自転車部監督でもある中梶強化部長は、得点源として貢献している理由を語る。

 国体の常連選手だった中梶強化部長は、これまで旧春江工高、科学技術高で約25年間指導し、教え子の選手が多い。国体チームも長年指揮し、「県外にいる社会人や大学生は声をかければ福井に帰ってくる」という関係だ。

 成年男子の碇優太(福井運動公園)は「成年と少年がいい雰囲気の中で練習できている。オンとオフの切り替えもしっかりしている」と話す。「チーム中梶」とも言える一貫した指導体制は、福井県チームの強みだ。

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