日本古来の打ち水の効果をPRする「福大・越前打ち水大作戦2007」が五日、福井市の福井駅前電車通りなど中心市街地で繰り広げられた。企画した福井大生や地元商店街の店員、夏まつりに訪れた大勢の若者や親子連れらが、一斉に打ち水を実施して効果を実感した。

 夏の暑さを和らげることができる打ち水効果を知ってもらおうと、福井大の学生グループが地元商店街などと協力して実施。県の「大学生・高校生等地球温暖化問題自主企画事業」に採択された。

 広くPRしようと大勢の親子連れや若者らでにぎわう、ぺんたワイワイ夏まつり会場など中心市街地五千六百平方メートルを対象に実施。福井大工学部の吉田伸治准教授が打ち水の由来や水の気化により涼しくなることなどを説明した後、一斉に打ち水を行った。

 浴衣姿で打ち水する参加者もおり、見た目にも涼しげ。サーモグラフィーによる路面温度測定では、八―一○度の低下が確認でき、参加者も「涼しく感じるわけだ」と納得の様子だった。吉田准教授は「やや乾燥した暑い日の朝か夕方にやると効果的。習慣づけてみてください」と呼び掛けていた。