ノックを受け、捕球練習に汗を流すビッグドルフィンズの選手=坂井市丸岡町の嶺北特別支援学校

 ソフトボールの知的障害者チーム「ビッグドルフィンズ」は結成25年。県内の障害者によるクラブチームの草分け的存在だ。6月に開かれた全国障害者スポーツ大会(全障)北信越・東海ブロック予選を制し、4年ぶりに全国切符を手にした。

 団体競技で全障を知る県内唯一のチームでもある。指導する猪股由武監督(48)=坂井市=は「ブロック代表として胸を張って臨みたい」と活躍を誓う。

 10~40代の16人が所属。練習は毎週日曜、同市丸岡町の嶺北特別支援学校グラウンドで行っている。ワンプレーの精度が大切と、キャッチボール、ノック、打撃練習を怠らない。「堅実さ」という言葉がぴったりなチームだ。

 2000年からあわら市協会に加盟し、健常者チームのリーグ戦でも腕を磨く。「選手を障害者だから、とは見ていない。見てもらいたくもない」と猪股監督は話す。

 練習で白球を追う選手たちの目は真剣そのもの。速球派エースの吉﨑智彦さん(35)=坂井市=は、捕手が構えた場所にビシッと決まった瞬間が「一番うれしい」。ムードメーカーでもある女房役の天谷裕輝さん(25)=福井市=はキャッチングの上達に余念がない。

 10月にある全障岩手大会を、2年後の福井大会に向けた試金石にしたいという猪股監督。「全国の強豪を相手に、まず1勝を目指して頑張りたい」

 ■ソフトボール

 知的障害がある選手が出場する。男女の区別はなく、1チーム9人で対戦。ソフトボールとほぼ同じルールで行われる。振り逃げ、スクイズ、盗塁がないのが特徴。試合は5回までで、1時間経過後は新しい回に入らない。同点の場合は、無死二塁から始めるタイブレーカーの延長で行う。

 昨年、日本知的障がい者ソフトボール連盟が立ち上がったほか、全国発となる女子チームが埼玉県で結成された。

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