バレーボール女子準決勝 福井工大福井―東九州龍谷 第2セット、強烈なスパイクを放つ福井工大福井の上坂瑠子=1日、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナ

 【全国高校総合体育大会バレーボール女子準決勝・東九州龍谷2―1福井工大福井】

 最終セット23―23。バレーボール女子の準決勝。福井工大福井は、今大会覇者となった東九州龍谷(大分)を最後まで攻め続けた。福井県勢初の決勝進出まであとわずかだったが、堂々の3位。悔し涙の後、選手は梅雨を吹き飛ばすほど晴れやかだった。

 1セットを先取されて迎えた第2セット。相手の素早い攻撃にうまく対応。上坂瑠子主将、若泉佳穂、山下晴奈のアタッカーが次々と得点を重ねた。25-18で奪い返し、試合を振り出しに戻した。

 最終セットも中盤すぎまでリード。しかし、23-23と詰め寄られた場面で命運が分かれた。サービスエースでマッチポイントを握られ、最後は空いたスペースを狙われスパイクを打ち込まれた。伝統校の意地を見せられた。

 大会を通じて厳しくマークされた上坂主将。「自分がふがいなかった」と涙をこぼしたが、準決勝でもスパイクを決め、泥臭くレシーブ。攻守でチームを引っ張る姿は目を見張るものがあった。

 「競ったときに心の弱さが出た」。鈴木定監督は敗因をこう語り、選手たちに「今の悔しさを忘れるな」とげきを飛ばした。トップチームとのわずかな差は埋まる。選手たちの成長はこれからだ。

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