福井豪雨復興状況で県会議

 二○○四年の福井豪雨災害の復興状況について情報交換する県の部局長連絡会議は三十日、県庁で開かれた。六月三十日に全線運行を再開したJR越美北線の一日平均乗客数の推計は、前年度から16%増加していることなどが報告された。

 再開後二週間の乗客数を県が調査。越前東郷―美山駅間をバスで代替輸送していた前年度は、一日平均八百三十一人だったが、再開後は九百六十人となった。

 また、豪雨前の○三年度の九百四十二人と比べても増加しており、県総合交通課は「被災前を上回るという目標は現段階ではクリアしている。今後も沿線自治体と協力し、乗客増を図りたい」としている。

 福井市の足羽川で進む河川激甚災害対策特別緊急(激特)事業の河床掘削は、日野川合流点からJR橋までの四千百メートルは完成。荒川合流点から板垣橋の千四百メートルは工事中で、進ちょく率は75%。

 堤防強化は、右岸は荒川合流点から板垣橋までの千六百メートルのうち六百メートルを終えた。左岸については、桜橋から板垣橋までの二千七百メートルのうち、桜並木保全区間を除いた千九百メートルは完了した。

 また、高齢者ら災害時要援護者に対する避難支援策として、十五市町で要援護者それぞれの状況を把握する台帳の作成が始まっており、特に小浜、越前、敦賀、福井の四市では本格的な作業に入っている。残り二市町も近く着手するという。