越前がにをモチーフにした「かに坊」(福井県越前町)

 福井県内13市町22種類の下水道マンホールふたが大集合―。30日に福井市のハピリンの屋根付き広場ハピテラスで開かれる同市上下水道展で、実物のマンホールふた展示が初めて行われる。地域色豊かなふたの図柄を紹介する「マンホールカード」が全国的な人気となる中、上下水道の役割や仕組みについて興味を持ってもらうきっかけにしたい考え。会場でしか見ることができない“レアもの”も登場する。

 同展は市下水道部と市企業局が開く。県内では約50種類のふたがあり、福井市の不死鳥、大野市のイトヨ、勝山市の恐竜の3種類がマンホールカードになっている。

 会場ではカードになっているものをはじめ、レッサーパンダや「たけふ菊人形」のマスコットキャラクター「きくりん」など各自治体ならではのふたを展示。東尋坊や気比の松原など観光地をデザインしたものもあり、郷土色あふれている。普段は見ることができない展示用に着色されたふたが約半分を占める。カードと違い実物ならではの重量感、質感も魅力だ。

 午前10時から午後5時まで。福井、勝山両市のマンホールカードや花苗と肥料のセット(先着200人)を無料配布する。午前10時半からゆるキャラとのじゃんけん大会、同11時からは液体窒素を使った科学ショー、午後1時半からは仁愛女子高書道部によるパフォーマンスが行われる。上下水道の仕組みを紹介するパネル展、福井の水道水と外国のミネラルウオーターの飲み比べなどもある。

 市下水管理課の担当者は「マンホールのふたをきっかけに、上下水道が生活に密接に関わっていることや、川や海を美しく保つ大切さを知ってほしい」と話している。問い合わせは同課=電話0776(20)5634。

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