一緒にトレーニングに打ち込む社会人や高校生の選手たち=9日、小浜市後瀬町

 福井県重量挙げ界が最盛期を迎えようとしている。何といっても成年男子が盤石だ。過去にも北京五輪代表の新谷義人らトップ選手はいたが「表彰台を狙える選手がここまでそろったことはない」(県協会・山本恒博理事長)と層の厚さを強調する。さらに、今年の岩手国体から採用される女子も、有望選手がいる本県にとって追い風。初の競技別天皇杯(男女総合優勝)へ。山本理事長は「不可能ではない。狙える位置に来ている」と力を込める

 ■し烈な4枠争い

 成年勢の筆頭は85キロ級と94キロ級のスナッチ日本記録を持つ吉岡祐司(オーイング)。31歳のベテランだが屈強な上半身から繰り出す力は衰え知らず。練習でも自己記録を挙げるなど「第一線で居続けるために毎日が挑戦」と向上心は尽きない。

 その吉岡が「うかうかしていられない」と危機感を募らせるほど、今の福井は強い。和歌山国体準優勝の出口貴也(重田組)、全日本優勝経験者の木下竜之(県体協)ら実力者がそろう。全国高校選抜で圧勝した久保海斗(坂井高3年)も2年後には脂の乗った大学生として成年にエントリーする。4枠は「誰が出るか分からない。競争」と山本理事長もきっぱり。し烈な争いで底上げを図る考えだ。

 ハード面の整備も進む。昨年4月、小浜市に専用のトレーニング場が整備され、課題だった社会人の練習場所が確保できた。ここでそろって汗を流すメンバーは「意識の高い選手と一緒だから気持ちが入る。盗めるものは盗みたい」(木下)と質の高い練習で、レベルアップを目指している。

小浜市
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