県内八つの大学、短大、高専が知識や技術の交流を深め、共同で取り組む地域貢献活動を推進するため、県と各校による初のトップ懇談会が二十五日、県庁で開かれた。県が提案した大学や研究機関との連携研究の推進と、小中高校生を対象にした課外授業の実施をおおむね了承。今後、共通の教員データベース構築などについて、実務者レベルで具体的に検討していくことを決めた。

 西川知事と八校の理事長や学長、校長が出席。西川知事が「互いに連携を深めることで、県民生活のレベルアップや福井の活性化につながる。自由に意見交換し、アイデアを出し合いたい」とあいさつした。

 県からは、地域ニーズに直結する課題について大学間や大学と研究機関が連携して行う研究への補助、学力低下や理科離れ対策として小中高校生を対象に県内全域をカバーした巡回型課外授業の実施が提案された。

 学校側からはおおむね賛同が得られたが、連携研究面で各校間のシステムの調整や地域ニーズの整理の必要性を指摘する意見が出た。

 また学校側からは▽各校の研究シーズのマッチングを図るため、教員や研究内容を集約したデータベースの構築▽市民講座の開設や単位互換ができるまちなか活動拠点の整備▽資質向上のための教員人事交流▽企業技術者を対象にした専門的な講座の開設―などを求める声が上がった。

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