全日本都市対抗テニス大会で優勝した福井市=福井県営体育館

 来秋の福井しあわせ元気国体のプレ大会「第41回全日本都市対抗テニス大会」最終日は23日、福井市の福井県営テニス場で準決勝、決勝を行う予定だったが、準決勝の途中で降雨のため中止が決まり、開催地代表の福井市など4チーム優勝となった。県勢の同大会制覇は初めて。

 準決勝には福井市のほか、豊島区(東京)、四日市市(三重)、京都市が勝ち上がっていた。

 大会には福井市をはじめ、全国9地域の予選を勝ち上がった29チームなど計32チームが出場した。年代、男女別の5複2単の7ポイント制(勝敗決定後は打ち切り)のトーナメントで競った。

 ■地元大声援 結束力、来年の糧に

 降雨中止による4チーム優勝とはいえ、福井市が全日本都市対抗テニス大会を制し、福井のテニス界に新たな歴史を刻んだ。一般男女のロンギ正幸(県体協)、林恵里奈(同)ら本国体並みの選手とスタッフ、応援団が一丸となった3日間は、福井国体に向けて大きな財産になった。

 林は準々決勝までの単複5試合を全勝。地元の大声援を「普段の試合とは違い、かなり緊張感があったが、力になった。本番の雰囲気が感じられて、結果的に勝ちにもつながり、いい経験になった」と振り返った。

 8月に台湾で開かれるユニバーシアード夏季大会の日本代表に選ばれている。15年大会は女子複で銅メダルだっただけに、「今回はもっと上を狙う。金メダルも可能性はある」と次の舞台を見据えた。

 2016年度に選手兼特別強化コーチとして採用されたロンギは、強烈なサーブとバックハンドで何度も観客を沸かせた。「最後までみんなで勝利を決めたかった」と、雨にぬれるコートを見やった。

 他の選手の試合も大きなげきで盛り上げ、観戦した子どもたちから記念写真をせがまれる場面もあった。「助っ人のような形で福井に来たが、古里と勘違いするほど楽しめた。自分のテニス人生にも、チームにもプラスになる」と語った。

 山村好孝監督は「チームにまとまりが生まれた。愛媛国体をステップに、地元福井での優勝を目指す」と力を込めた。

福井市
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