永平寺町の県立大福井キャンパスに二十二日、県立高等農業講習所や県立短大など前身各校の記念碑を集めた「メモリアルパーク」が開園した。

 同パークは、同大同窓会が、看護福祉学部棟東側の芝生広場に整備。縦約七メートル、横約十五メートルの御影石の土台の上に▽県立高等農業講習所・青雲の碑▽県立短大同窓会記念碑▽県立短大歌碑▽県立大看護短大学部石柱―の四体を並べ、ベンチ一基を置いた。「青雲の碑」は福井市の県農業試験場から移転するなど、総工費は約三百万円。

 開園式には、同窓会の栗田幸雄名誉会長、県立大の石井佳治理事長、祖田修学長をはじめ同窓会員約三十人が出席。同窓会の山川義則会長は「多くの先輩たちの足跡を一つに集めた新たなシンボルで、強い絆(きずな)を形あるものにすることができた」とあいさつ。石井理事長は「歴史の重みをあらためて感じる。諸先輩の思いを受け継ぎ、絶えず進化、発展していきたい」と述べた。

 県立大は、一九二○年開設の農業技術員養成所を前身に戦後、県立高等農業講習所、農業短大学校、県立短大と発展。九二年に現在の四年制となった。同窓会は各学校の卒業生約九千人で組織。メモリアルパークは、現役学生たちの憩いの場とともに、同大のルーツを広く知ってもらう場として期待している。将来的には、同大の記念碑も建立する予定という。