ユニフォームネクストの横井康孝社長

 ユニフォームネクストの横井康孝社長が福井新聞社の取材に応じ、今後の経営戦略について語った。新規顧客の獲得へウェブ広告や人材育成への投資を積極的に進め、インターネット通販市場のシェアを拡大する考え。「お客さまに最適な商品を提案し、最高の満足を提供したい。専門性を発揮して集客力を高め、利益を生み出す体質にしていく」と力を込めた。

 ―ユニホームを取り扱うようになった経緯は。

 「代々、お菓子の卸問屋を営んできた。父親が独立して生地を取り扱うようになり、ユニホームの代理店業を始めた。大手スーパーで2年半勤務した後、3年目を迎えた25歳の時に会社に入った。社長になるまでの10年間は営業に明け暮れ、売り上げを倍増させたが、利益は上がらず苦しい時期が長かった」

 ―ネット通販に転換した。

 「ゲンキーの藤永賢一社長が主宰する塾で、1番にならないと利益が出せないと学んだ。本業とずれる事業は撤退し、資源を集中させた。同業他社が多い県内だけでは限界があると考え、後発だったが通販サイト構築の陣頭指揮を執った。検索上位に自社サイトが表示され始め、売り上げを伸ばした。利益を積む中で、やるからには会社を大きくしたい、厳しい環境にあっても挑戦したいとの思いで、上場に踏み切った」

 ―ユニホームは社会にとってどんな存在か。

 「日々の仕事着であり、機能性やデザインはもちろん大切。これに加え、ユニホームは社員のモチベーションを高め、会社としての信用力にもつながる商材だ。商品の満足度を高めることで、会社や店舗を応援したい」

 ―ネット市場の競争は激しい。販売戦略の強みは。

 「ユニホームは服や靴と違って選びにくい。顧客目線で選びやすいようサイトのレイアウトを工夫し、品ぞろえを充実させている。ユニホームを熟知する電話対応の人員をそろえ、商品特性はもちろん、欠品時には代替を提案し、販売後のアフターケアも丁寧にやっている。サイト制作者も顧客ニーズを的確につかんでいる。自社スタッフの専門性をさらに高め、他社とのサービスの差別化を図る」

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