記者団の質問に答える石井啓一国土交通相=9日、福井市内のホテル

 石井啓一国土交通相が、公明党福井県本部の新春年賀会出席のため来県し、9日に福井市内で記者団の取材に応じた。北陸新幹線敦賀以西の小浜・京都ルートの建設財源について「来年度から1〜2年かけてルートや駅位置の詳細調査を行い、環境影響評価(アセスメント)にも4年程度かかる。その間に与党に議論していただくことになっており、検討を注視している」と述べた。

 敦賀以西の整備を巡っては昨年末に与党が小浜・京都ルートに決めたものの、建設にかかる2兆700億円をどう捻出するかが課題となっている。

 今後の進め方について、石井国交相は「ルートと駅位置に関する詳細な調査結果を公表した上で、環境アセスメントを行う必要がある」と説明。この手続きに必要な5〜6年の間に、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)や下部組織の検討委員会が建設財源の確保策を検討していくことになると述べた。

 敦賀以西のうち、与党が3月末までの結論を目指している京都—新大阪間のルートに関しては「(京都府京田辺市付近を通る)南回り案の追加調査結果を、今月から来月にかけて与党検討委に提示したい」との見通しを示した。

 新春年賀会には、PTメンバーでもある漆原良夫党中央幹事会会長や県本部代表の西本恵一県議、県選出国会議員、西川一誠知事、県内市町長ら約400人が出席した。

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