日本初公開となる恐竜が生まれる前の胚化石「ベイビー・ルイ」(複製)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の本年度特別展「恐竜の卵~恐竜誕生に秘められた謎」(福井新聞社後援)が14日、開幕する。恐竜の卵、巣の化石など日本初公開13点を含む112点を展示する。10月15日まで。

 1億6千万年以上繁栄し続けた恐竜がどのように子孫を増やして長く栄えたのか、その謎に迫る企画。中国の浙江自然博物館が約7割の標本を提供した。

 ▽さまざまな卵とその研究▽恐竜の卵と巣の進化▽東アジアの恐竜大営巣地―の三つのゾーンに会場を分け展示する。

 目玉は1993年中国河南省で発見された、白亜紀後期獣脚類の生まれる前の胚化石(複製)。大型オヴィラプトロサウルス類の胚化石としては世界唯一のもので日本初公開となる。保存状態が良く、胚化石としても貴重で「ベイビー・ルイ」の愛称が付いている。獣脚類オヴィラプトル類の生まれて間もない幼体が化石の状態で見つかった「ユロン」(実物)=白亜紀後期、中国河南省=も日本初公開。

 恐竜によって卵の産み方は異なり、さまざまな卵化石を通して恐竜の子育ての様子を知ることができる。観覧料(常設展料も含む)は一般1200円、高校大学生800円、小中学生600円、70歳以上500円。9月13日、同27日、10月11日は休館。

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