15日にオープンする赤崎海水浴場=福井県敦賀市赤崎(県提供)

 敦賀港湾内に福井県が整備を進めてきた人工の赤崎海水浴場(敦賀市赤崎)が完成し、15日にオープンする。福井港(坂井市三国町)の水深を確保するための浚渫(しゅんせつ)工事で出た砂を再利用し、埋め立て造成した延長約300メートルの砂浜。運営する地元区は「遠浅の海水浴場なので多くの家族連れに楽しんでほしい」と話している。

 市内の海水浴場では15カ所目となる。

 赤崎海水浴場は敦賀港湾区域の北東部に位置し、国道8号が近くを走る。1986年から周辺の赤崎地区で事業着手した県の海岸環境整備事業(総事業費約81億円)の一環として整備した。

 同事業の対象となる赤崎地区の海岸の総延長は約1200メートルで、4区画に人工の海水浴場などを整備する計画。これまで鞠山海水浴場(95年完成)、田結海水浴場(2003年完成)がオープンしている。市によると、鞠山の昨シーズンの海水浴客数は6100人、田結は1万5500人。

 赤崎海水浴場は04年度から埋め立て工事に着手した。砂浜造成のほか、突堤や離岸堤を設置。乗用車226台、大型バス2台分の駐車場(6400平方メートル)や多目的広場(1700平方メートル)を整備し、シャワー室、トイレ、管理棟なども完備している。

 オートキャンプ場(20区画)も造ったが、芝生の根付きが不十分なところもあるため来シーズンに供用開始する予定。

 運営は地元の赤崎区民らでつくる「赤崎海浜振興会」が担う。午前7時から午後6時まで開場し、駐車場料金は乗用車千円、バス3千円、二輪車300円。

 赤崎区の東山一義区長(66)は「当初は5年前に出来上がる計画だったが、ようやく完成した。遠浅で水もきれいなので、家族連れが安全に遊べる。ぜひ多くの海水浴客に来てほしい」と話している。

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