サウルコス福井―’09経大FC 後半7分、サウルコス木村魁人のFKを川邊裕紀(上)が頭で決め3―0とする=9日、福井県大野市の奥越ふれあい公園陸上競技場

 サッカー北信越リーグ1部は9日、各地で第9節4試合を行い、福井県勢はサウルコス福井が’09経大FC(新潟)を8―0で破り、9連勝で首位をキープした。サウルコスは前半終盤、FW松尾篤が先制、さらにMF山城純也が追加点。ペースをつかんだ後半はセットプレーなどから一挙6得点した。5位の坂井フェニックスはJAPANサッカーカレッジ(新潟)と対戦。坂井は前半2分、FW坂井優介の直接FKで先制したが、後半に3失点し逆転負けを喫した。次節は30日、サウルコスと坂井が直接対決する“福井ダービー”。午前11時から坂井市の丸岡スポーツランドで行われる。

 ■木村が4アシストの活躍

 下位チームに後れは取れない。サウルコス福井はゴール前を固めた相手に前半こそ攻めあぐねたが終わってみれば8得点の大勝。中心選手がきっちり仕事を果たしリーグ首位の力を見せつけた。

 現在アシスト数トップのDF木村魁人。2点リードで迎えた後半立ち上がり、敵陣センターサークル付近で得たFKで「狙った」(木村)のはDF川邊裕紀。どんぴしゃりのタイミングで渡し、鮮やかなヘディングシュートを演出した。CKも含め、この試合4アシストの活躍で相手の戦意を喪失させた。

 木村はサウルコスからJ3鹿児島に移籍した昨季もアシスト王。出場機会を求めて期限付きで再びサウルコスに戻ってきた。「木村のキックは大きな武器」と望月一仁監督は頼りにしている。

 ハットトリックを決め、存在感をみせつけたのはFW松尾だ。前半42分。FW石塚功志から上がったボールをトラップ。相手DFをかわすと、右足でGK頭上にゴールを決めた。前節シュート0本に終わったエースストライカーは「悔しさを大爆発させた」と大きなガッツポーズ。リーグ断トツの通算19得点に伸ばした。

 個人技、セットプレーなどで得点ラッシュ。「攻撃のバリエーションが増えるのは収穫」と松尾。木村も「どんな相手でもトーナメント戦のつもりで戦えば自然と優勝は見えてくる。こだわって戦っていきたい」と力を込めた。

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