福井の食などについて話す中尾彬さん=8日、福井市のフェニックス・プラザ

 福井新聞・女性の集い「ささら」の本年度第2回サロンは8日、福井市のフェニックス・プラザで開かれた。トークショーを行った俳優の中尾彬さんは「縁があり福井によく来るが、みんな声をかけてくれるのがうれしい。何より食べ物が豊富」と、人情あふれる福井の良さを語った。

 サロンには会員約1300が集まった。中尾さんは福井とのゆかりについて、「(福井市出身の名優)故宇野重吉さんが私の先生。20代の時、宇野さんが福井でごちそうしてくれたそばがうまかった」と振り返った。中尾さん、池波志乃さん夫妻は、勝山市の「勝ち山おろしそば観光大使」に任命されているという。

 今年8月で75歳になる中尾さんは53年の芸能生活やプライベートの裏話も披露した。「芸能人とは付き合わず、他業種の友達が多い。ものの見方が違うのが楽しい」と幅広い交友関係があるとし、さらに自分の価値観を高めるには「映画や本、食など本物を見ることが必要」と渋い声で熱く語った。

 愛妻家としても知られるが「夫婦の中でも『ありがとう』ということが一番大事」と、夫婦円満の秘訣をアドバイス。「男性は好きな食べ物を妻に知ってもらうには、外食にいろいろな店に連れて行くこと」と話すと、会場から拍手がわき上がった。

 64歳の時、大病をしたことで毎月の血液検査と年1回の人間ドックは欠かさないという。今後については「畑仕事や楽器をやってみたい」と話していた。

 トークショーに先立ち、県内外で活動する音楽ユニット「遊法師」がコンサートを行った。

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